喜人です。

2024年最後の作品投稿は、映画ファンならずとも説明不要の名作中の名作”ROCKY”。 個人的には人生の指南書、娯楽作品を超えたバイブルと位置付けています。

あらすじは、ロッキー・バルボアという一人の名もなきボクサーが、絶対に勝てないとされるチャンピオン相手に無謀な戦いを挑む、熱い男の不屈の精神と愛を描いた物語。 圧倒的な不利な状況であっても誇りをかけ立ち向かう姿は、何度見ても愛の素晴らしさ、友情の有難み、そして挑み続けることの大切さを教えてくれます。

初めて見たのはたしか幼少の頃。 「こんな人生は嫌だな」と思ったものですが、今となっては苦労人でもある自分と重なるところが多いばかりか、描くこと以外何の取り柄もないところは、リングで戦うことしかできないロッキーの不器用さと同じ。 毎度見て涙する理由はおそらくそこにあるのでしょう。 唯一の違いは今の自分はその”ROCKY”の世界から脱せていないということ。 もしかしたら物語の序盤、日銭を稼ぐことで必死の三流ボクサーのロッキーのままであるのかもしれない。 その自覚があるからこそ、自分にとっての”栄光”を掴むべく日々邁進できるのだと思っています。 そんな生き方にも影響を与えた名作ROCKY。 まだ見ていないというのであれば是非ご覧ください。 きっと人生における目印のようなものが見えてくるはずです。

私にとって2024年は公私共に「人生で一番」と言ってもよいほど過酷な年でした。 そんな中でも唯一救われたことは、長らく音信不通だった大好きな恩人と再び繋がれたこと。 本当に短いやり取りでしたがそれだけで心が癒され、充分満たされる思いがしました。 出会いによって人の価値観が180度変わることなどそうあるものではありません。 いかなる状況であってもそういう出会い、気づきを発見することが人生の醍醐味なのだとあらためて実感しました。

それでは、少し早いですがよいお年を! 皆さんにとって2025年がさらに素晴らしい年になりますように

いつも見てくださってありがとうございます。 喜人でした。