お久しぶりです、Kitです。

40代後半になって老眼が始まり、気が付けば携帯電話も30cmは離さないと文字がはっきり見えない有様。 昔はすり傷程度であればウルヴァリン並みの回復力で数日後には完治していたはずが、今では治りが遅い上に跡が残るようになってきました。 見た目はまだ若くともやはり体内年齢は相応に劣化が始まっているという事実に、深い悲しみを抱く今日この頃・・・ 極めつけは朝の目覚めが早いこと早いこと。 誰もが寝静まっているであろう午前3時には暗い天井を眺めている毎日。 そんな暁時にふと脳裏に現れたのが”忍者探偵 暁”でした。
表と裏の顔を持つ現代くのいちとしての在り方に悩み、消すことのできない重い過去を背負いながらも、懸命に未来を切り開こうと生きる一人の女性を描いた作品です。 彼女の目を通じ物語の世界を見ていくと、自分にはないモノの見方や考え方、それに対する対処方法など考えさせられることが多々あり、「なぜ今の自分にそれができないのか?」と不思議な気持ちにさせてくれます。 彼女は確かに自分から生まれたはずなのに自分とは対照的な性質を持っているのです。 潜在的な自責や願望が新たな人格を持って自身を正しく導いてくれる文芸に魅了されたのも、おそらくはこれまでの人生を整理し、これから先の人生を良きものとしたいという強い意志の表れなのであろう。
そんな”忍者探偵 暁”。 近日公開予定です。
今夜はどこまで語り合えるか・・・ 暁時にまた。
Kitでした。