悩み、絞り出すように描くようになったらこの仕事はおしまいと決めています。 そういう危機は幾度もありました。 でもそれを乗り越えられたのは「期待してくれる人がいる」という思いがあったから。 公私関係なく作品を発表する事は「まだまだ元気でやってますよ」って形を変えた存在証明。 だから作品を見てくれてさえいればそれだけで十分なんです。 プライベートを犠牲にし、無償で十数年もやってこれた理由がそこにあるんです。 そんな形のない報酬に私はいつも救われています。

今日も見てくれてありがとうございます。

Kit.