大嫌いだった自分を大好きになれたのは、ありのままの自分を受け入れることができたから。 いつも誰かに認められようとデキる自分を装い、常に夢を追い求める旅人を演じてきた。 けれど一人になれば何故か涙が溢れてくる。 全てが無意味にすら感じた。 虚しさ悔しさで押し潰されそうになりペンを置くことも考えた。 そんな中、ふと目にした過去の作品たち。 今見れば出来も悪く欠点だらけ。 でもどうだろう、力の抜けた自由奔放なストロークは、まるで無邪気に踊る子供達のよう。 「ありのままでいいんだよ」、「力抜いていいんだよ」と言ってるような気がした。 本来見てもらうために存在する作品も、私にとってはその時代をどんな想いで歩んできたかを記した人生の記録、描いてきた一つひとつがこれからゆく道を照らす灯りなんだという認識に変わった。 来る日も来る日も描いてきたのはいつか訪れる”その時の為”にあったと気付いた今、次は自分を支えてくれた作品を自由に開放してあげようと思った。 

絶対的な自信があるかと言えば、好奇の目に晒される恐怖がないかと言えば嘘になる。 でも、常に言い続けていた「行動こそが未来を切り開く鍵」という言葉に嘘はない。 だからそこに”自分が生きた証”を刻もうと決心した。

悩み、苦しみ、もがき続けてきた30年に渡るアート人生。 今回はごく一部ではありますが、こんな私を信じ生まれて来てくれた作品を見てもらえれば、アーティストKitが日々何を想い何を生きがいにしてきたか理解いただけると思います。 そこで一人でも多く、僅かでも”笑顔”を落としていって下されば、私にとってそれ以上の喜びはありません。

それでは、3/28より同時代ギャラリーにて開催される私Kitによる初の個展、「Kitというカタチ」でお会いしましょう!(土日在廊しております)

Kitというカタチ | 同時代ギャラリー|Dohjidai Gallery of Art

全ては愛のために。 

Kit.