あなたはあなた自身がこれまで選んできた道の先端にいます。 その場所を”今”といいます。

進んできた道が正しいとか間違いだとかは関係ありません、それがどんなに小さな選択であったとしても自らで決めたことに意味があるのです。

絵を描くということも同じくすべてが選択の連続。

どういったイメージを何を使ってどのように表現するのか、そして完成した作品を誰に届け何を得たいのか・・・

そこから始まる創作という名の時間の中で、おそらく数千数万の選択が無意識下で行われているのでしょう。

一本の線、一面の色、全てが選択であり道であり、その結果として生み出された作品は作家にとっての今。

二つとして存在し得ないそれら作品には、価値以上のものが深く深く刻まれているのです。

近頃は以前のように楽しんで描くことよりも、生きた証、その時々の今を残す感覚でペンを取ることが増えたように思います

変化する作風も緩やかに進む制作スピードもつまりそういうこと。

今が尊いだけに、また愛しいだけに。

 

世界が平和でありますように。

Kitでした。