Kitです。

 

梅雨入した今朝、空蝉を見かけた。

ずいぶんと気の早い蝉だなと思いきや、よく見ればそれは昨年のもの。

必死に落ちまいと木の枝にしがみついている様は、まさに生に対する強い意思の表れ。

一つの生命としての役割は終え、空になろうとも風雨を耐え忍び、こうして痕跡だけを残している姿を見ると、自分の生き方と似ているように思えてくる。

蝉は幼体時、数年間土の中で過ごし、地上へ出て羽化が始まれば数週間でその寿命を全うする。

地球が営む大自然のサイクルで見れば、人間もそんな儚く短いものであると思う。

だからこそ残すことへの執着を捨ててはならないと、空蝉があらためて教えてくれたというお話です。

 

今、寝る間も惜しいくらいにやりたい事がたくさんあります。

近いうちに形としてお見せできるよう、今日も全力でがんばります。

 

Kitでした。